・組合員で、新たな形で管理を進めていくためには、まず、現管理者を解任する必要があると判断されました。
・しかし、長い間、現管理者さんの単独の管理が続いていた体制において、この引継ぎはうまく行くのかとの懸念がございました。
・自主管理とはいえ、マンションの管理を一人の組合員さんでやっていくというのは、現実として大変なことです。管理費の問題、そこには、有料施設の使用料、滞納の問題、ライフラインの確保、住民さんが生活するうえで必要なものを提供することが求められます。
・実はこの問題の発端は、エレベーターでした。ご報告のとおりです。不具合の原因は、エレベーターピット内の漏水でした。約1トンの水がピット内に入り、エレベーターが制御不能になりました。
・上階に住んでいる居住者さんにとってはたまりません。なにせ、エレベーターが動かないのですから。中には「エレベーターが復旧しないのなら、管理費を払いません」という組合員さんもおられるほど。困ったものです。
・とはいえ、まずはマンションを正常化していかなければならない。と、考え、管理者さんに「会議の目的たる事項を示し」集会の開催を要求しました。
・開催要求事項①「現管理者の解任(退任)」、②「理事会の設立」、③「エレベーターの復旧」、④「マンション管理士とのコンサルタント(アドバイザリー)契約」について
・同内容をお知らせしましたら、発起人以外の組合員さんからの賛同をいただきました。㈱億山では、基本的に第一回目の出張料は無償対応とさせていただいています。
・同説明会は、組合員さんが経営する居酒屋さんで、開店前に行いました。有志の方々とともに、語り合いの機会をいただき、悪田が、元、警察官であること。退職後、不動産会社を起業したこと。コロナでマンション管理のお仕事をやらせていただいたこと。ただいま、精神福祉の作業所で働かせていただいていることをお話ししました。