マンション管理コンサルタントを開始しました

・皆さま、お久しぶりです。連日、暑い日が続いております。

・さて、2024年6月、㈱億山は、お知り合いを通じて、あるマンション組合員さんからのご相談を賜りました。

・概要としましては、そのマンションは、築約40年の自主管理、エレベーターが故障してしまい、管理者に修繕をお願いしたものの対処してくれない、上階に住んでいる住民としては、日々の昇降に辟易しているというものでした。

・しかも、これだけではなく、ゴミの問題、管理費や有料施設使用料の滞納、漏水、清掃などなど、改めて、自主管理の大変さを実感致しました。

・組合員さんから寄せられたご要望としては「良い管理会社に管理を委託し、正常にしたい」というものでしたが、世帯数が少ないマンションであるため、費用対効果を考慮すると、管理会社に管理を委託するのは逆効果と考えました。

・悪田程度の経験値でよろしければ、コンサルタントさせていただきますというご案内をし、組合員有志様に、区分所有法第34条第3項に定められている、いわゆる「下剋上集会(現管理者の解任決議)」の開催を提案致しました。

・驚いたことに、このマンションでは、同条第2項に項に定める「管理者は、少なくとも毎年一回集会を招集しなければならない」が守られていない。組合の執行機関である「理事会」運営がなされていない。などなど、管理者による独裁的な執行が長年、なされておりました。中国・北朝鮮・ロシアと同じ運営です。

・下剋上集会とは、条文におきまして「区分所有者の五分の一以上で議決権の五分の一以上を有するものは、管理者に対し、会議の目的たる事項を示して、集会の招集を請求することができる。ただし、この定数は、規約で減ずることができる」というアレです。

・同条第4項には「前項の規定による請求がなされた場合において、二週間以内にその請求の日から四週間以内の日を会日とする集会の招集の通知が発せられななかったときは、その請求をした区分所有者は、集会を招集することができる」となっております。

・悪田権三の稼業となります㈱億山によります、マンション管理士による自主管理コンサル開始に向けた取組みが開始されました。

・果たして、元警察官、元宅建業者、現精神福祉作業所職員が、お困りのマンション組合員さんのお役に立てる仕事が出来るのかをお伝えして参ります。

・神奈川県警察官を勧奨退職して5年を経過しました初夏に、悪田もようやく転機を迎えました。がっちり、期待に応えて参ります。この経過につきましては、引続き、当ブログにて、お知らせして参ります。

 

 

 

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