軍人将棋で読み解く社内の相関関係

よく子供のころに遊んだ。

2名で対戦する将棋ではあるが、対局には審判が必要だ。どの場所にどのキャラを配置したかを読みながら駒を進め、相手の駒を全て取るか、総司令部を占拠すると勝ちとなる。

軍隊式の階級順で序列があり、階級が上の者が勝つので、最強は大将で最弱はスパイだが、スパイは大将にだけは勝つというサプライズがある。

地雷は飛行機とタンク、工兵意外に勝つというツワモノではあるが、動けないというデメリットがある。もう一つ動けないキャラで軍旗があり、これはその後のキャラと同じ能力を有している。

それと、突入口には地雷を配置してはいけないというルールがある。

駒の動かせ方は、飛行機と工兵意外は上下縦横斜め各一歩ずつ、飛行機はどこに飛んでもヨシ、工兵は隙間があれば縦横無尽に動ける。

さて、対局開始

悪田は警察官当時から、主要な業務は幹部にやらせろ。を信条としているから、総司令部には少将か飛行機を配置する。

理由は、対戦相手がいきなり飛行機で総司令部に奇襲攻撃を仕掛けてきた時を想定してだ。

総司令部に飛行機を配置しておけば、いきなり襲撃されて相打ちとなっても近くの士官がアシストすることで総司令部を守れるからだ。

あるいは裏をかいて、あえて地雷を配置するという選択もあるが、対局開始第一手で勝負がついてしまう恐れがある。

と、考えていたら目的地の駅に到着した。

今日も一日、適当に死ぬ気で頑張ろうと決意した。

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