【退職のお知らせ】
・悪田権三は、来たる、2022年6月30日付をもちまして「心の通うマンション管理会社」を退職することとなりました。
・実質的には、本日、2022年4月30日をもちまして、第一線業務を退くこととなります。
・多くのお客様や上司・先輩・同僚、管理員さんから労いや励ましのお言葉をいただき、会社を後にしました。
・最終日となります、4月28日の終礼におきまして、職場の皆さんにご挨拶をさせていただき、会社を後にしました。
・コロナ禍で行き場を失い、持続化給付金や借入を選択する方法を見送り、飛び込んだマンション管理の世界でした。
・資格のみを持つだけで、全くの未経験分野に飛び込んだ世界でしたが、多くの方のご指導・ご鞭撻を賜り、数多くの案件に取組みながら、自分でもある程度、納得出来る成果をお客様とともに実感することが出来ました。
・直近では、あるマンションで実施中の工事価格4,600万円の大規模修繕工事、また、あるマンションでは、総額約1,400万円の玄関ドア一斉交換工事等々、これら大きな価格の工事が成約することが出来たのは、お客様との信頼関係があってこその賜物であろうと実感しています。
・困っているお客様に寄り添い、問題を共有することで得られた信頼感が成果に繋がったものと考えています。
【土地の売買成約について】
・㈱億山で取得した販売用の土地の売買が成約し、過日、決済が行われました。
・売却までに2年半の年月を要しましたが、平塚市内でも「ナンバーワン」と言われるほど、信頼性の高い宅建業者さんの媒介により、半年足らずのスピード売買となりました。
・買主様は、ご結婚を機に、新たな安住の地をお求めになられ、平塚市内のお得感のある物件を探しておられたそうです。
・お目が高いお客様でした。そのとおり、売主として大赤字となる案件でした笑
【運転免許の取得について】
・退職日までの2ヵ月(それでも厳密には10日ほど休みを捨てました)の間に、大型二種・大型特殊・けん引の運転免許を取得するために、山形県に合宿に向かいます。
・3週間強の入校を通じて取得した運転免許を今後に役立てたいと考えました。
【就活・㈱億山の復活について】
・警察官を退職し、第二の人生として始めた家業でしたので、今後、ゆっくり時間をかけ、少しずつ戻して行きたいと考えています。
・起業した当初は、未経験の右も左も分からないまま、どこかしら「焦燥感に追われる毎日」でした。余裕のない日々を過ごしてきた中で、形にばかりこだわり、本来、経営者として目指すべき方向性を見誤っていたのが失敗の最大要素だったと感じます。
・そのような中での、コロナ禍でしたから、自分の中の選択肢は、限られていました。2年間、マンション管理実務を通じてサービス業の何たるかを基本から学ぶよいきっかけとなったことは、逆に「自分自身がコロナによって助けられた」と思えるきっかけとなりました。
【経済的自立を目指す姿勢について】
・ロシアのウクライナ侵攻やアメリカFRBの利上げなど、急激な円安が進行する中で、我々、庶民の生活には不安材料が多くのしかかっています。
・そんな中で経済的自立を目指すことは決して容易ではありませんが、まずは手堅く出来ることから取組み、健康で働けていられることに感謝しつつ、少しずつ前に進めて行きたい。
・前記の運転免許取得が、今後の就活に多少なりとも有利な条件となれば、このうえありません。
・以前に、当ブログで紹介した「深夜早朝のコンビニ店長」には、過日、お別れの挨拶をして参りました。
・また、これも以前にご紹介した、「まずラーのり増し味濃いめ」の店長にも「中盛り」を注文することで、無言の挨拶とさせていただきました。今後、また、足が向くことがありましたら「大盛り」に挑戦してみたいと思いました。
【東照公御遺訓に学ぶ人生の要諦について】
・ご存知、徳川家康公の御遺訓として伝えられている「人の一生は」で始まる理念や理想がインターネットを通じて見ることが可能です。
・皆さんはどの内容に心を動かされますでしょうか。
・悪田権三は、マンション管理を通じて、特に「堪忍は無事長久の基 怒りは敵とおもへ」「及ばざるは過ぎたるよりまされり」の神髄を学んだ気がしております。
・この御遺訓を悪田が知ったのは、実はそう遠くない最近のことですが、トイレの壁に貼付し、用を足す時に必ず復唱するよう心掛けています。
【そして新たなステージへ】
・実は、ご縁をいただいた方から、お誘いをいただいており、今後の身の処し方を検討中となります。
・残念ながら、お給料は安いものの、時間というかけがえのない財産に自由度が高い魅力ある仕事です。
・悪田が元々、警察官であったことや、退職後、起業したこと、マンション管理の分野で頑張っていることを評価していただいていたことがお誘いいただいた理由だそうです。
・果たして世間知らずの未熟者に務まるかどうか疑問ですが、良い機会に恵まれたものと感謝しています。
・一人の人間の力には、おのずと限界がありますが、多くの力が結集して有機的に発揮されることで全体の能力が向上して参ります。
・給料が安いなどと不平不満を述べずに、人生を楽しみながら、主体的に取組んで参りたいと考えます。
・明日より、新たなステージに入ります。今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻の程、お願い申し上げます。
2022年4月30日 悪田権三