教習所その③焼き鳥のマルコウ

・JR山形線高畠駅西側の住宅街で、民家の敷地内に軽ワゴン車を止め、焼き鳥の販売を行っている男性を目撃しました。

・悪田が運動不足解消のため、定期的にジョギングをやっている際に、焼き鳥のたれの、香ばしい香りを出しながらご年配の男性が販売している姿がありました。

・「近いうちに必ず行きます」と心に誓い、本日、覗いてみることにしました。

・何と言っても驚くのは、まさに「民家の敷地内」であること。外観からは、地主が片手間に昔から常連客のために店を開いているようにしか見えない。

・さっそく、お店のご主人にお声掛けをさせていただき、メニューの中から「とりはらみ」「タン」「牛さがり」「かわ」「ねぎま」を注文しました。
↑「さがり」とは、横隔膜の呼び名で「ハラミ」と同じ意味、悪田の出身地北海道でもハラミをさがりと言います。

・お店のご主人に、悪田が近所の教習所の宿舎で寝泊まりしていることや、先日、近所をランニングしていて、香ばしい匂いに釣られお邪魔したことを、伝えました。

・聞けば、ご主人は昭和18年生まれ(78歳前後)だそうで、隣の米沢市から、ほぼ、毎日、軽自動車を運転し、焼き鳥の現地販売をされているそうです。

・これまで約27年間、近所のスーパーなどの敷地で販売を続けられてきたそうですが、そろそろ、高齢で車の運転も心配となったため、引退しようかと考えているそうです。

・お店の屋号を尋ねたところ、店主のお名前をとって「マルコウ」というそうです。

↑ SNSにアップさせていただいてよろしいかをお聞きしましたところ、快く「いいよ」と答えて下さいました。

・このあたたりは、盆地のため、夏は猛烈に暑く、冬はものすごく寒いそうです。もちろん冬は深い雪に閉ざされるそうです。「明日はやらないからね。高齢者講習を受けて来なければならないからね」とのことです。

・販売用の軽自動車には、屋号は掲示されていませんでしたが、焼き鳥一筋に長い間、打ち込んで来られた店主のご労苦に感謝しながら、このブログを書き終えましたらいただきます。

・宿舎に帰り、清掃中の寮母さんに出くわしました。さっそく、焼き鳥屋さんとのやりとりをご報告しましたら「あ~、この間、走っていた人でしたか。どこから来たんですか」と聞かれ、神奈川県とお答えしました。

・寮母さんいわく「このあたりはね、夏は暑く冬は寒いから、女性が綺麗なんだよ」とことです笑

・山形県は、きさくな人が多い街です。

・さぁ、明日はいよいよ仮免検定です。前祝いに焼き鳥をいただきます。

・うまい、ただただうまい。やはり、焼き鳥はタレに限る。

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