- 大きく分けて「業務上の非違事案」と「私行上の非違事案」に分けられます。
- 特に前者は、内外に与えるダメージが大きく、仕事の管理監督体制そのものを問われかねず、上司の監督責任にまで遡求することがあります。
- 後者は、職員本人の資質によることが多いのですが、総じてこの種の事案が起こらないように、人事管理を適正に行うことが求められます。
- ところで、先般、現職警察官による、建造物侵入事件が発生し、男性警部補が逮捕されるという報道がありました。
- 真偽の程は、これから検証され、解明されるのでしょうが、年齢的にも置かれた立場からも、家族を含めた関係者の衝撃は図り知れません。
- 一般私人である被害者によって取り抑えらたと報道されていますが、改めて、その全容解明がなされる中で、本来、被害者を救うべき警察官が加害者となって良いことは何一つないと、いち警察OBとして痛感した次第です。