コンテンツへスキップ
- 平成30年8月30日午後、横浜市西区北軽井沢の横断歩道上で、バスの後方を横断中の小学校5年生女子児童(10)が、バスの対向車線を走行してきたワゴン車と衝突し、亡くなるという交通事故が発生しました。
- 女子児童は、停留所でバスを降り横断歩道を渡っていましたが、停留所と横断歩道は、約5mしか離れていませんでした。
- 近隣住民からは、以前から「危ない」と心配する声が上がっていたそうです。
- 平成9年に県警が定めた、停留所の設置・位置変更基準では、信号機のない停留所と横断歩道は約30m離すべきとされていましたが、事故現場の停留所は、これより以前に設置されたものでした。
- その後の県警の調査で、この基準に抵触する同様の危険なバス停が84か所あることが判明しました。
- 県警は、これらバス停の危険度に応じた判定をするとともに、事故現場のバス停は、横浜市・神奈川県・県警等の取組みにより移設が完了し、平成31年3月1日から供用が開始されました。ただ、平成31年3月5日時点で移設・廃止されたバス停はわずか14か所(6.7%)にとどまっています。
- 悪田権三は、事故現場を取材するとともに、同様に危険とされるバス停の実態を調査して参りました。