・もちろん実務経験はありません。
・2022年10月から、ご縁をいただいておりました、精神障碍者通所施設(グループホームも併存しています)を運営するNPO法人の事業所にて、今般、改めて、お仕事をさせていただくことになりました。
・当事業所は、いわゆる「A型」ても「B型」でもない、地域活動支援センターとして「ひとりぼっちをなくす」をモットーに活動をしている団体です。政治色も宗教色もない、地域社会に根差して30年を過ぎた活動を継続しております。
・悪田は、右も左も分からない「ド素人」ですので、これから、実務を通じていろいろと学んで参ります。
・悪田がこのお仕事を選んだ理由は、改めて「自分が何者なのか」を知り「困っている人のために何が出来るのか」を学ぶために門を叩きました。
・そういう意味においては、高度な修行の場にお招きいただいたと、感謝と緊張の気持ちでいっぱいです。
・嬉ししいことに、先日、悪田の上司の計らいで、職員さんと利用者さんが、悪田のために歓迎会をやって下さいました。
・精神障碍者(知的障害、発達障害を含む)の方の多くは、お薬を処方されているため、お酒との相性がダメな方がほとんどです。ですので、もちろんノンアルでの歓迎会でした。
・今更ながら、恥ずかしい限りですが、私は、これまでの人生経験を通じ、精神障碍者の方に対する理解不足がありました。
・それが全くの心得違いであったことを、この一カ月の初歩の実務を通じて学びました。また、罹患されている利用者さんのほとんどが、良識ある社会人で、健常者の誰しもが、高い確率で、同じような病気を発症するリスクをもっていることも学びました。
・しかるべく、早期発見、早期治療によって、この種の病状が驚くほど改善するという医学の進歩を知りました。
・一昔前に比べると、公的補助制度が充実し、人によってさまざまですが、適切な支援制度を利用して、地域と人が共存していく考え方で、健常者も障碍者もお互いが充実していく社会形成が期待されるチャンスを学びました。
・悪田はまだまだ駆け出しの未熟者ですか、今後、さらに利用者さんのニーズに寄り添い、地域に貢献していけますよう、誠心努力して参ります。