・たぶん、こういう芸当を持っているのは、悪田権三と某川崎界隈の不良連中だけだと思います。
・悪田がコンサルやらせていただいているマンションの組合員さんから「前管理者さんがなくなったみたいですよ」との情報が寄せられました。そこで、悪田は協力者(使者)を通じて、現状を見てきていただきました。
・使者は、現場に警察官やら、救急隊員やらが駆けつけているのを見て、悪田に報告して下さいました。ところが亡くなった事実はなく、当日はご存命だったそうです。しかし、現場の警察官や救急隊員の説得も空しく、前管理者さんは救急搬送を拒否されたそうです。
・かくして、前管理者さんはその3日後にお亡くなりになられたそうです。こういうのはですね、本人が搬送を拒否されても、無理やりでも連れて行かなきゃダメなんですよね。もっとも、それを使者にお願いすることは無理でした。
・だって、放置したら亡くなっちゃうんです。そうでしょ。違いますか。
・例えるならば、自殺願望ある人を警察や救急隊員が取扱って「あ、そうなんだ、あなたの死生観を尊重します。心置きなくやっちゃってください」みたいな対処するのと同じです。
・執行力ある行政機関、人の生命・身体・財産を守ることを責務としている公安職の公務員が目の前の「要救護者」を守れなきゃ、いったい、世の中の誰が社会の平穏を守ってくれるんですか。ですので、悪田はこういう対処には、到底納得できません。
・乱暴な言い方となってしまい、申し訳ございませんでしたが、悪田は、使者の報告を聞いてそのように感じました。
・そして、その3日後に、お亡くなりになられていることが分かりました。警察にて検視が行われたようです。
・これもおかしくないですかね。どう考えても。ちなみに、悪田も現職時代に何件も、こういう事案に関わりました。もちろん、要救護者さんの意に反して、全件、病院に搬送してもらいました。「責任はすべてオレがとる」と言いまして搬送をお願いしました。
・結果、今、レベル55(歳)なんですが、これらにより、これまでの間、ご本人様やご遺族様から、訴訟・調停・支払督促といった法定手続きを提起されたことはなく、捜査機関から、逮捕・ガサ・任意取調べ・微罪処理・監察手続きといった行政処分の一切を受けたことはございません。
・ですので、全国の警友諸君に申します「死にそうな人がいたら、救急車に同乗して病院に連れていきたまえ。むしろ、それを放置したら、後で化けて出るぞ。あなた方の親だったらどうするかを考えよう。あなたがたの身内に置き換えれば、そんなに難しい判断ではない筈だ」と、あえて上から目線のような物言いで声を荒げました。
・さて、デカさんへの職質。
・総会・理事会への用事があり、某日、マンションに行きましたところ「パト」ではない「警察の車」が止まっているじゃないですか。それで、偶然なんですが、いかにも現場から戻ってきたかのようなデカさん二人が車に乗り込もうとしている。
・悪田はこういうチャンスを逃さない運を持っているんですね。早速、お声掛けさせていただきました。
【以下、悪田とデカさんのやりとりです】
悪田:すみません、刑事さんはおそらく、〇〇〇号室の件で来られたんですよね。
刑事:そうです。
悪田:実は、私、ここのマンションのコンサルタントをやらせてもらっているマンション管理士なのですが、〇〇さんがお亡くなりになられたのをお聞きし、困っていました。管理組合で引継ぎをお願いしていました図面やら帳票類など、ご本人様から「ない」とのことでしたので、これは困ったものだと考えていました。よろしかったら、すぐに理事長を連れてきますので、刑事さん立会いのもと、組合の書類等を返していただけないでしょうか。
刑事:でしたら、今、ご遺族の方が来られていますので、お話しください。
悪田:ありがとうございます。実は、私も警察OBでして、神奈川なんですけど、管区学校の教官とかもやらせていただいたことがあり、警視庁さんの学生も多く指導させていただきました。この度はたいへんなことでお手数をおかけしましたが、どうぞ、今後もよろしくお願い致します。
・といったやりとりのもと、悪田はすぐに電話で理事長にお越しいただき、ご遺族との面談をさせていただきました。
・風評では「ご遺族がおられないのでは」とのことでしたがおられました。
・悪田も実務経験の中で、幾度か「相続財産管理人制度」のご対応をさせてもらったことがございます。
・申立て権限があるのは「利害関係人」「検察官」なので時間がかかります。今回、ご遺族がいることが分かったことで、組合の図書といった必要なものが、今後、処分されずに引継いただけることを確約していただけました。
・連絡先や続柄が分かったことで、区分所有者変更に伴う引継ぎが円滑に行える。といった組合にとってのメリットを享受できます。
・何よりも、結果論とはなりますが「お亡くなりになる前に管理者変更といった事務手続きが円滑に行えた」ことは、管理組合にとっての大きなメリットとなりました。