- 北海道から戻った悪田権三は、不動産業開業のため、早速、事務所の選定を開始しました。
- 事務所の条件としては、住まいからほど近い神奈川県平塚市内で、集客等の利便を考慮し理想の条件としては、駅からの徒歩圏内で、いわゆる「路面店」を探すことにしました。
- 前後しますが、悪田権三が北海道から帰宅すると、自宅の留守番電話には、ある大手銀行の営業マンからのメッセージが入っていました。
- これを奇貨として、悪田権三は、ある開業資金調達のための秘策を思い付き、無謀にも、早速、銀行との交渉に挑んでみましたが、結果は、見事、撃沈でした(笑)
- 銀行は、属性の低い資金需要者には融資しないという事実を、貸金業務取扱主任者である悪田権三は、身をもって再確認することが出来ました。
- その後、数軒の事務所を内見し、結局、悪田権三は、駅徒歩8分の、希望条件に合致する事務所を決め、入居申込みを行いました。