経営者ではないので黙ってますが

悪田権三が弊社「心の通う管理」に入社して一年半になる。

これまでに志半ばにして、退社した社員を数えてみたところ7人であった。

たぶん、それぞれの方に思うところがあり、深い考えがあっての決断なのだろうが、あまりにも多い。

共通して言えることは、辞めた全員が中途採用の社員、すなわち、どこかしらで社会経験のある人物である。

あまりにも辞める人が多いため、最近では、むしろ、驚きもなくなってきた。

合わない人を無理に引き止めて、それが本人にとってストレスになるくらいなら、本人の意思を尊重してやることが正解なのかも知れない。

表題のとおり、今日は結論を先に書いたのでこれ以上の答えはない。

が、会社とはいったい誰のものなのかを考えた際、そこにある種のヒントが見出だせる。

悪田が監事を務める障碍者支援NPO法人では、そこに顔を出すことも帰ることも本人の自由だ。体調がすぐれない時も気が向かない時もあるから、それを無理強いされることはない。その点に関しては弊社と全く同じだ。

NPOの運営は、ほぼほぼ、地方行政機関からの補助金で賄われているから、期中に利用者が減ると、支払われたお金を戻入しなければならない。

運営主体にとって、利用者さんはいわば、かけがえないお客様であるが、傍目で見ている限り「お客様扱い」はしていない。

それよりも、職員さんは全体の空気感を意識し、常に利用者さんの顔色を見ながら、声をかけ、本人に出来ることをやらせ、全体の運営を第一に動いている。

これは本当にエネルギーのいることだと思う。

また、その運営に賛同してお手伝いをしてくれるボランティアスタッフもいる。この方々はそれこそ、ご自分の貴重な時間を割いて、法人の運営のために、まさに「手弁当」で取組んでくれている。

利用者さんたちは、皆、感謝の言葉を絶やさない。

だから、事業所はいつも笑いの絶えないほのぼの感に溢れている。ただ、実際には、悪田の見えていない深いところでは、多くの難題を抱えているのだと思う。

要するに、帰属意識が重要だと思う。

悪田の入社後に弊社を去って行った7人の諸氏に共通していることは、全員、会社に対する帰属意識を失ったのだと言える。

それが正しいか正しくないかは別として、同じ仲間としては残念なことだ。

そういう悪田も過去に2回、辞職を口にした。辞めようという気持ちは毎日だ。

不満を口にするときりがない。

しかしながら、苦痛と感じる仕事に向き合い、全力で知恵を絞り、多少なりとも納得の行く結果が出た時には満足感がある。

帰属意識というものはそういうもの、すなわち、感謝の気持ちの延長線上にあると言える。

だからこそ、良いご縁を与えてくれたことに、自分自身が今日も健康的に働けていることに感謝したい。

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