フォークリフトの免許を取得しました

・過日、大手重機メーカーさんの関連会社が運営する教習所で、フォークリフトの免許(技能講習終了)を取得して参りました。

・同社は、労働安全衛生法に基づく技能講習、特別教育、安全衛生教育、技術教習等を実施している民間機関となります。

・フォークリフトの運転技能に関しては、最大積載量1トン未満車両を運転するための「特別教育」あるいは、最大積載量1トン以上車両を運転するための「技能講習」が必要となります。

・通常、フォークリフトは、公道を走るためのナンバープレートがついておらず、トラックに荷物を積み込むための構内作業がメインとなります。

・このため、道路交通法の適用対象ではなく、労働安全衛生法上の適用対象となり、運転技能講習(最大積載量1トン未満の場合は特別教育)が必要となります。

・教習時間は、保有している運転資格や業務経験によって、①11時間、②15時間、③31時間、④35時間までのよっつのコースがあります。悪田は大型特殊免許を保有しているため、①の11時間コース(学科7時間、実技4時間)でした。

・正直、7時間の座学は相当にしんどいものがありましたが、二日目最初の時間には学科の効果測定があり、指導員さんからは「アンダーラインを指示した箇所を家に持ち帰って勉強してくるように」と言われていました。

・その言葉を、悪田は疑いもなく信じ、行き帰りの電車内を含め、何度も見返して勉強した結果、学科試験は、見事、合格しました(教室の19名の受講生のうち、落ちる人は誰もいませんでした合格率100%となります)。

・学科試験合格発表後、実技講習となりました。課題は構内でカウンターバランス式のフォークリフトを使って、重量1トンの荷物を積んで、別の場所に移動するというものです。

↑乗車後、左折して荷物を取りに行きます

・写真のフォークリフトを使用します。フォークをやや上げ、マストを傾斜させてスタートさせます。

↑構造上、ほぼ直角に曲がります

・架台の中央に車両の中央を合わせ、フォークを水平にして左右のバランスを均等にしてフォークの爪をパレットに差し込みます。荷物の上げ下ろしは「二段取り」「二段置き」と指示されるため、そのルールに従います。

・注意点として、荷物の有無にかかわらず、移動時は必ずフォークを下げた状態にして、マストに傾斜をつけて走行することになっています。

↑ 鉄の枠にモルタルを流し込んで固めたものです。

・この1トンの荷物を「二段取り」した後に、反対側の目的地に移動し、「二段置き」してフォークリフトを移動させ、課題終了となります。制限時間6分30秒で、100点満点での減点方式となります。

・19人を二班に分け、それぞれ、練習を三回ずつやらせてもらった後、検定となります。生まれて初めてのフォークリフトの操作でしたが、指導員さんに教わったとおり、落ち着いて取り組めば、さほど難しいものではありませんでした。

↑ 同じ教習所で取得した終了証は7種類までひとまとめにしてもらうことが可能

・無事に実技に合格することが出来、フォークリフトを操縦する資格を得ることが出来ました。今回は、全員、合格でした。

・大型トラック運転とフォークリフト操作は、一人で積み下ろしが出来るという意味で相関性が高いです。いずれ、何かの場面で役立てることが出来るよう精進して参ります。

・最後に、お昼について。二日間の講習に際しては、いずれも仕出しのお弁当(580円)を注文しました。金額の割になかなかのクオリティが高い内容でしたので、今後、受講する方は、是非、参考になさって下さい。

↑初日の昼食(から揚げ弁当)。
↑二日目の昼食(日替わりランチ)

・もちろん、ご飯は、ほかのメニューからも選択可能です。

・次回は、車両系建設機械(整地・運搬・積込み用及び掘削用)運転技能講習を受けて参ります。

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