目的を意識して仕事に取組むことについて

・最近、人に年齢を尋ねられることがめっきりと少なくなった。年齢相応、あるいは老けて見えるせいか。

・若者の場合「レベル〇〇です」と答えるのが一般的になっているようだ。

・一方で、ある人物の能力、あるいは職業人としてのレベルを推し量ろうとする際、得てして経験年数を問う人がいるが、悪田は、実にナンセンスな価値観、あるいは評価基準だと思う。

・警察を退職し、まったくの未経験で不動産業を開業した悪田は、路頭に迷いつつ、もがき、あがき、結局は営業に回れなくなり、挙句、業務を縮小せざるを得なくなった。実に必然の流れを体現した。

・現在、辛くも㈱億山という法人は生き残ってはいるが、不動産業として登記されてはいるものの、既に免許は返上しており、今の状態を往年の流行歌に例えると「手羽先の折れたエンジェル(仮称)」の歌詞そのものである。

・理由は簡単だ。「心の通う管理」という崇高な「理不尽を商材」提供している弊社に入社する際、愛すべき社長(これは、おべっかなしに事実)から「うちの選任として働くなら宅建業の免許を返上しなさい」とアドバイスいただいたからだ。

・言うに及ばず、宅建業の専任取引士と管理業の専任主任者は併任出来ない。

・当時の悪田は腹ペコだった。だから背に腹はかえられない思いから、泣く泣く、宅建業の免許を返上するという愚かな選択をせざるを得なかった。

・ところが、驚いたことに、宅建免許返上の際、弁済業務負担金分担金を担保に、協会(鳥と草食動物の二派がある)が、公示するための費用負担と称して約五万円をぶんどるこんたんであることを知った。

・宅建協会というものは、入会する時に入会金、年会費として相応の会費、宅建業の仕事を効果的に進めるには、政治の力が必要だから、それは個人で出せといって、貧乏人からありとあらゆる金を搾り取るという、巨大な吸引機ような機関だ。

・死にかけている困窮者からも金を搾り取るという超非人道的な行為は、反社会勢力でもしないが、宅建協会はそんなことはお構いなしだ。

・悪田の経験値の中で反社会勢力を側面から見てきたが、奴らでさえ、組織を離脱して行く者から、ケジメと称して銭を取るとか、エンコ詰めと称して指を取るとかそういうことはしない。理由は明白、強要罪でパクられるから。

・しかし、宅建協会は合法的に担保を取っているから、やりたい放題、怖いものなしである。改めて、政治の力で守られ、一部の既得権益を持った者だけで固められた組織の結束力の硬さに賛意をおくりたい。

・やや脱線した。

・そんなこんなで、悪田権三がマンション管理の世界に飛び込んだきっかけは、こんな流れで、そのレベルとしてはようやく、初心者マークが取れ、日夜、平穏無事かつ安全運転に心掛けている頃である。

・日夜、安全運転を進めていくことこそ、悪田の真骨頂であり、マンション管理の実務に携わるうえで、絶対に敵を作ってはいけないことを学んだ笑

・だてに年を重ねてきたからこそ、たかが五万円程度のことで文句はいいますまい。

・そんなことよりも、これからは、実務能力を向上させ、お客様から頼られる存在となろうと、日々考えている。

・悪田にとっての目的意識は明白である。「小規模マンションの自主管理を支援すること」それだけである。

・だからこそ、ブログのサブタイトルを、このように掲げている。

・ちなみに、まだ、顧問契約はゼロ件だ。

・また、顧問料は「0円から」を想定している。お金を出したくない管理組合からは、いただくつもりはない。それでも、支援して欲しいというご要望があれば、内容に応じ、可能な限りの支援を尽くして行く所存と考えている。

・小規模マンションにおいて、管理会社との業務委託契約は不要であることを、これから長い年月をかけて少しずつ証明して行く。

・このコンセプトを成功させることこそ悪田の使命、これこそ世界発の取組みだと自負している。

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